薬剤科

薬剤科紹介

三宿病院の理念「WITH YOU」の旗の下に・・・
医師や看護師など他職種との密接な連携・協働によるチーム医療を基本とし、常に患者さんの不安や心配に寄り添い、耳を傾け、分かりやすい説明を行うなど患者さんの視点・立場に立った安心安全な質の高い薬物療法の実践に努めています。

薬剤科紹介.png

薬剤科の概要

薬剤科は、調剤、注射・製剤、医薬品情報、病棟業務そして治験の5部門からなり、外来・入院患者さんの調剤、医薬品の購入・供給・管理、一般製剤・特殊製剤、抗がん剤の調製、医薬品情報の収集・提供、服薬指導などの業務を行っています。

病院薬剤師の職能を発揮できるよう、医薬品の在庫管理や病棟への供給業務は医薬品SPDに外部委託し、業務環境の整備や効率化を図っています。


スタッフ・認定薬剤師

 薬剤師数:常勤12名、SPDスタッフ4名
 ・抗菌化学療法認定薬剤師 1名
 ・感染制御認定薬剤師
 ・日本病院薬剤師会薬学認定薬剤師 2名
 ・外来がん治療専門薬剤師 1名
 ・薬剤師研修センター認定実務実習指導薬剤師 2名
 ・医療安全管理者 1名               (2023年9月現在)


業務内容

薬剤科では病院内の医薬品の安全管理と適正使用に係る業務を基本とし、病院全体の医薬品管理を担っています。また病棟での服薬指導はできるだけ多くの方へ介入できるよう努めています。
薬剤師の勤務時間帯は8:30~17:15ですが、時間外・休日は日直体制により院内各部署からの要請に応えています。外来診療は院外処方で対応しています(約95%が院外処方)

調剤業務(調剤係:内服・外用、製剤係:注射薬)

電子カルテからオーダされた処方内容は処方オーダリングシステムを介して薬剤科に伝送されます。
システムの使用で重複投与や相互作用などの確認ができます。
また、薬袋の自動作成機や錠剤・散剤の自動分包機など機器を使用することで 業務の効率化と調剤過誤を未然に防ぐよう努めています。

注射剤混合調製

入院患者さんの高カロリー輸液は薬剤科内の無菌室で、抗悪性腫瘍剤(抗がん剤)は、化学療法室に設置された専用の設備を使い、薬剤師が無菌的に混合調製をしています。

医薬品情報業務DI

医薬品に関する様々な情報を収集・管理するとともに、評価・整理して医師や看護師などの医療スタッフに提供しています。 また、随時、薬剤科ニュースを発行して関連部署へ配布しています。
薬事委員会では当院における医薬品の採用の適否について審議していますが、薬剤科では事務局業務を担っています。

病棟活動(薬剤管理指導業務、病棟薬剤業務)

全ての入院患者を対象に薬剤管理指導業務を行っています。
カンファレンスや回診にも参加しています。糖尿病患者の教育入院プログラムでは薬物療法の講義、インスリンやSMBGの手技指導も行っています。また、入院時の持参薬は原則として全て薬剤科で報告書を作成しています。

SPD 業務

医薬品SPD スタッフが4名常駐しています。医薬品の計画購入などの管理のほか、薬剤師の指示のもと注射剤のセット付に必要な医薬品のピッキング、調剤用医薬品の在庫管理などを担っています。限られた人数の薬剤師で標準的な病院薬剤部門業務に加え持参薬管理まで実施できるのは、SPD スタッフの存在があってのことです。

その他の取り組み

薬学実務実習

 コアカリキュラム2.5か月ならびに病院コース6か月間の実習生を受け入れています。

  2023年度:病院コース1名
  2022年度:1名 病院コース1名
  2021年度:1名

最近の学会発表

  2023年度 ポスター発表2演題
        口頭発表1演題
  2022年度 ポスター発表2演題
        口頭発表2演題
  2021年度 ポスター発表2演題

論文投稿

  2018年度 国内学術誌2報
  2017年度 国内学術誌2報

薬薬連携

処方せんの疑義照会について

国家公務員共済組合連合会 三宿病院 薬剤科(直通)

TEL:03-3711-6608

【受付時間】平日9:00~17:00
※患者さんへ状況を聞けていない状況での問い合わせはお控えください。

FAX:03-3711ー6608

※後発品への変更報告、一般名で記載された処方せんの調剤報告はFAXで受け付けております。
※病院へ情報提供できる体制を整えている場合は不要とします。

保険区分の照会について

三宿病院 医事課(代表)

TEL:03-3711-5771

【受付時間】平日9:00~17:00

処方せんの有効期限切れについて

当院では、原則再受診をお願いいたしております。自費での対応となります。
患者さんにはその旨、説明いただきますようお願いします。

インシデント・アクシデント報告について

まず薬剤科へご報告ください。医師へ速やかに報告します。その後、インシデントレポートを作成し薬剤科へ送付してください。

【送付先】
〒153-0051 東京都目黒区上目黒5-33-12  三宿病院 薬剤科宛

がん化学療法に伴うレジメン公開について

2024 年4月から【連携充実加算】の算定取得を予定しています。
当院で実施しているレジメンの一部を公開予定です。

保険薬局・薬剤師さん向けの資料です。処方内容の確認や、服薬指導の参考にして下さい。その他の目的での使用は想定しておりません。

がん化学療法レジメン(以下レジメン)とは
がん薬物療法における抗がん剤、輸液、支持療法等を組み合わせた時系列的な治療計画を指します。レジメンは、化学療法委員会で審議・承認された内容を登録しています。略称や投与量などは運用上、文献情報と一部異なることがあります。
また、患者さんの体調や生活に合わせて、支持療法薬や抗がん剤の投与量、スケジュールなどが変更となることがあります。

<レジメン情報>

 ・ 泌尿器科レジメン

<研修会について(年1回 必須)>
保険薬局・薬剤師さんを対象に、がん化学療法に関する研修会を予定します。

<保険薬局の算定 及び 病院への報告>
当院で連携充実加算を算定している患者さんには、要件を満たすことで「特定薬剤管理指導加算2」の算定が可能です。
患者さんの状況に応じて問診や電話等により服薬状況や副作用の有無等についてモニターしていただき、得られました情報ならびに薬学的評価のうち緊急性を要さない内容につきましては、下記ダウンロードの「トレーシングレポート」にて当院薬剤科までFAX送付をお願い致します。

<レジメン情報の問い合わせ先>
ご質問・ご不明な点がございましたら、メールにてお問合わせください。
なお、患者さんの状況に関する相談等につきましては担当薬剤師に直接お問合わせください。
三宿病院 薬剤科 DI
E-Mail:m-pharma@mishuku.kkr.or.jp
TEL:03-3711-5771 直通03-3711-6608

ご来院の方へ

処方せんの有効期限について

処方せんの有効期限は発行日を含め4 日間となっております。有効期限を過ぎた処方せんは無効となります。
この場合、改めてご来院いただき、再発行料を自費にてご負担いただいた上で交付させていただきます
※万一、使用期限内(4 日以内)に保険薬局へ立ち寄れない場合には、診察時に主治医とご相談ください。

処方せんの紛失について

上記同様、再発行での対応となります。自費でのご負担となります。

MR の方へ「MR等 院内訪問に際してのお願い」

当院におけるDI 活動等について

訪問に際しては、日本製薬工業協会から示されたガイドラインhttp://www.jpma.or.jp/tomeisei/ に基づき、下記項目にご留意のうえ、製薬会社を代表するMRとして活動して下さい。

病院内での行動

①院内では、当院準備の名札を着用ください(薬剤科管理)。

②薬剤科備え付けの訪問記録簿に、必要事項をご記入ください。

③薬剤科以外の訪問は16 時以降とし、用務終了後は不必要に速やかに退館してください。
※医師への情報提供など、急を要する書類の受け渡しが必要な場合は薬剤科でお預かりすることができます。薬剤科の掲示をご参照ください。

④MR活動は、アポイントメントに基づき応接室など業務に支障のない場所で行ってください。
外来・病棟・資料室・手術室への入室は禁止します。ただし、緊急用件の場合や医師等の指示による場合は、この限りではありません。

約束外での部長・医長室、医局への訪問はお控えください。
エレベーターの利用は、機器の搬入など止むを得ない場合以外はご遠慮ください。

製造販売後調査等ご依頼の方へ

製造販売後臨床試験