2019.11.28
お知らせ
新しい心臓カテーテル装置の登場です。
近年食事の欧米化に伴い、糖尿病、メタボリック症候群が日本でも増加の一途をたどり、その終局的な致死性合併症として狭心症や心筋梗塞等の虚血性心疾患も増えています。 また、高齢化に伴い、心不全、心房細動等の疾患も増加しています。 三宿病院循環器科は従来地域医療に密接に関与し、近隣の先生方から多くの紹介を頂き、上記のような心疾患の患者さんの急性期治療をさせて頂いています。
それに加え、2003年から東京都CCUネットワークにも参加し、東京都消防庁からのホットラインが常設され、救急患者を受け入れています。近くは目黒世田谷救急から、遠くは神奈川県相模大野からの緊急患者受け入れもあります。
そういった中、2013年10月から、虚血性心疾患や足等の閉塞性動脈硬化症の治療がより安全で効率よく実施できる新しいGE社製の心臓カテーテル装置が入りました。
最大の特徴は画質が向上した上に、患者さんへの被爆量が格段に減少できる点で、今後患者さんに優しい治療が可能になった事です。今まで以上に御活用頂ければ幸いです。
最近は心房細動などの不整脈治療も、アブレーションといって心臓の中をカテーテルで電気的焼灼することによって根本治療をする事が一般的になっています。
三宿病院循環器科では、隣の自衛隊中央病院循環器科の最新のアブレーション装置を使わせてもらい、年間100例を超す不整脈治療の実績となっています。
併せてご利用頂ければ、皆様の利便性に寄与できるものと考えています。
次のような症状のある方は是非当院循環器科を受診下さい。
私たち、循環器科は最新の装置を駆使しながら、バランスのとれた治療を目指しています。 すべての人にカテーテル治療をするわけではなく、適応を十分考えて各個人に最良の治療を提供しています。どうぞ安心して受診して下さい。